水冷式の船外機では必ず行うインペラ交換。


オーバーヒートを防ぐ大事なパーツであるほか、交換を怠ると劣化したインペラが切れて詰まってしまうなど、余計な出費、余計な手間がかかってしまいます。

定期的な交換や検査口からの水量に違和感を感じたときは早めに交換しましょう。

今回はYAMAHA25馬力4ストのインペラ交換の手順を紹介します。
注意点なども紹介しますので是非参考にしてください。
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用意するもの


・スパナ ・マイナスドライバー ・グリースA ・ ・ウエス ・ブラシ ・容器(外したネジなどを入れる用)

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インペラ、グリースAなど、マリン用品のことでしたら海遊社

1.ギアケースの取り外し

作業を始める前にシフトレバーをニュートラルにしましょう。


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見えづらいのですが、シフトロッドの連結部分は上下ナットでとまっています。
ナットを緩めます。
※完全にとらずに緩めるだけです。
このときどの位置でナットが止まっていたのかを把握しておきましょう。
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ギアケースを取り外します。
左右2本づつの計4本のボルトネジで止まっています。

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ドライブシャフトハウジング内にはウォーターパイプとドライブシャフトが刺さっていますので、揺らしながら引き抜きます。
引き抜けない場合は、無理のない程度にマイナスドライバーなどでこじりながら引き抜きましょう。


2.インペラケースを開ける

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インペラケースも4本のボルトネジでとまっています。
※塩をくっていて取りにくいことがありますが、力任せに外そうとするとボルトネジが折れる場合があります。
外すコツは1発目の最初の一瞬に力を入れて緩めることです。
「パキン」と音がすればよいのですが、ゆっきり

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インペラを外します。
このときも取れにくいときはマイナスドライバーなどを使いましょう。


3.インペラ交換

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新品のインペラをつけます。

インペラの形状を確認し、溝の部分にインペラピンがくるようにインペラを取り付けます。

このときシフトロッドにグリースAを塗りましょう。スムーズにインペラの取付ができます。
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プロペラを時計回しで回しながらインペラケースをつけます。
インペラをきれいな形でケースに収めるために、必ず時計回しでプロペラを回しましょう。

4.ネジ止め
以上がインペラ交換までの方法です。
ここから元の状態にもどしていくのですが、その前にボルトネジを確認しましょう。

塩がくっている状態のまま元に戻すと次回大変になるので、ブラシを使って綺麗にするか、
ボルトネジの状態がよくないときは新しくすることをお奨めします。

ボルトネジをグリースAを使ってグリスアップしてから使いましょう。

5.ギアケースの取り付け
ギアケースの取付の際に注意するポイントは、
ウォーターパイプとドライブシャフトを確実にいれることです。
しっかりはまっていなくてもギアケースが取り付けることができてしますのですが、エンジンを回したときに水が検査口から出てきません。
見えにくい場所ですが確実に入っていることを確認しながら作業しましょう。

ギヤケースの取付の際のボルトも塩をとること、グリスアップをお忘れなく。

6.シフトロッドの連結
前にシフトロッドの連結部分のナットの位置を覚えておくように書きましたが、ここで元の位置でナットを締めましょう。
ナットが取れてしまうと直すのに手間なので、しっかり元の位置でナットを締めましょう。

無事組み上げたらギヤをニュートラル、前進、後進にしてみて、ペラを手で回し動きに問題が無いかを確認します。


さいごに

以上がインペラ交換の手順になります。
最初にも書きましたが、インペラ交換を怠ると、オーバーヒートなどの原因に繋がります。
重大な故障に繋がらないように定期的なインペラ交換をしましょう。
作業は簡単なので時間もそれほどかからないと思います。
ぜひインペラ交換チャレンジしてみてはいかがでしょうか。


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